換気扇の嫌~な油汚れ!

台所の換気扇、料理をする主婦の皆様は1日1度もしくは何回も触れるものではないでしょうか?
しばらく使い続けていると、スイッチ周りのベトベト…回した時に変な臭いがする…
吸い込みが悪くなったかな…なんてトラブルもよくありますよね。
放置した汚れが原因のケースも多いので、ここはお掃除で解決が出来るかもしれません。
油汚れを落とすことは、重要なポイントになります。

換気扇とひとくくりで言っても利用環境において目的やタイプ別に分類されます。

・台所用の換気扇
・リビング用換気扇
・浴室用換気扇

など大きく分けるとございます。

主に汚れやすい、掃除が必要な部分は台所用の換気扇になります。
多摩日常ではプロペラタイプもシロッコファンタイプどちらも可能です。

シロッコファンとプロペラファンの違い

プロペラの場合

空気を羽根で切るようにして押し出す(軸流式)方式です。
風量は多いのですが、静圧(空気を送り出す力)が低いため、
ダクトなどの抵抗があると極度に風量が減少します。
屋外に直接排気できる戸建住宅などに適しています。
簡易構造なので、お掃除も簡単です。

シロッコファンの場合(レンジフード)

スプーン状の羽根で空気を押し出す(遠心式)方式です。
風量はやや少ないですが、静圧(空気を送り出す力)が最も高く、
外風の強い場所などに使用します。
中高層住宅や高層住宅など、風の強い場所や、
ダクト(排気管)の長い場所に多用されています。

シロッコファンのメリット
・屋外と面していない場所でも機器の設置が可能
・プロペラファン式換気扇に比べて見た目が良い
・プロペラファン式換気扇に比べて騒音が少ない
・覆いかぶさるように設置するため捕集効果が高い
・屋外の風の影響を受けないので、高機密住宅にも設置できる
シロッコファンのデメリット
・プロペラファン式換気扇よりもやや吸い込む力が小さい

日常では使い捨てのフィルターを上から被せることをお勧めいたします。
汚れが溜まりすぎてしまったり、油汚れがスッキリ落ちない…なんて時には、
多摩日常生活支援センターをお呼びください!
日常の困ったを、笑顔に変えるお手伝いをさせてください。

・自分でできるオススメの洗剤や掃除のやり方

用意するもの

  • アルカリ性洗剤(マジックリンなどの市販の洗剤)
  • ゴム手袋
  • 新聞紙
  • 大きめのゴミ袋(換気扇の部品が入るくらいの大きさ)
  • 割りばし
  • 歯ブラシ(使い古しのもので良い)
  • スポンジ
  • ドライバー
  • プラスチック製ヘラ
  • キッチンペーパー(※レンジフードの汚れがひどい場合)または端切れ

自分で行う掃除の手順

1.換気扇の部品を外す

2.外した部品をゴミ袋に入れ、ほぼ浸かる程度にお湯で(できれば50℃くらい)浸して洗剤を適量混ぜる。

3.10分程漬け置く合間に、キッチンペーパーに洗剤を染み込ませ汚れ部分にパックする感覚で張り付ける。ひどい汚れではない場合は、キッチンペーパーまたは端切れに洗剤をつけ拭いて行く。

4.浸していたパーツを割りばしや歯ブラシを使い油汚れを取り除く。

5.乾いたら部品を取り付け終了。

ぜひ参考にしてみてください!